磯靴をはいた猫

藤澤さんのルアーの秘密

クルクルにしろヨレヨレにしろ、メテオストライクにしろ
藤澤さんのルアーはユニークです

でもいつのまにか定番になって
コピー商品も出来てしまう

お魚から観て、どうしょうもなく魅力的な何かがあるんでしょう
人間の私からは、最初
「綺麗なルアーだなあ」というのがバイトの理由でしたが＾＾；

綺麗なだけじゃないです
実際、大阪湾のカタクチイワシの群れを観たとき、
エラをふくらませた様子がまさに回転するクルクルの
ブレードの輝きそっくりで、一瞬息を呑みました

陸で見た目がリアルなのとはちょっと違う
芸術で例えるなら印象派？
いっぺん魚に聞いてみたいですねえ

前置きが長いですが、今回インテックスで
「ああ。藤澤さんって、すごいわ、やっぱり」
と思ったことが起きました

この、パーカーなんですが、
フードが２センチほど打ち合わせ状についていて
最初の状態では、のど元が少し詰まっています

私の着ているのを見て
「ここね、こんな風に切ったらええんですよ」って
指さす藤澤さんのパーカーを見ると、
ナンと
打ち合わせを切り落として、
すっきりとした着こなしをされてたんです
「こうしたら、お洒落！」って

この瞬間
ワームをメバル用にサイズダウンしていた話、
芋グラブの名前の話、
ジグヘッドに目玉を描いていた話、等
誰よりも早くアイディアを形にされていたエピソードが
走馬燈のように頭をよぎり
ああ、これが藤澤さんのルアーの秘密なのかなと
深く納得いってしまいました

ホントにアタマが柔らかい！
美意識も高い！

このハサミを入れる場所にはコツがあるのですが
「え～と？」て悩んでたら私のも切ってくれました
器用な手付きで、あれよというまに、綺麗にいっちょあがり！



これ、インテックスで最高の思い出になりました♪