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2007年03月05日

サンノジの季節かも

サンノジ(ニザダイ)はいつ臭みが抜けて美味しくなるのだろう?
というテーマで、研究を重ねてきたがどうもいつまでたっても
今年の冬は食べられたものではなかった

3月3日 海水温は21℃だった
水温が下がったら美味しくなるかもと思っていた

と、思っていたけど、先攻の釣り人によって
タイドプールに置き去りにされたサンノジをタモですくって
現地で血抜きをし、ワタを抜いて持って帰った
食い意地の張った釣り人は「かわいそうに逃がしてあげよう」とは
いかなかったのです、ごめんね

だいたい、イケそうかどうかは生きているうちに臭いをかいだらわかる
今回は無臭に近かったので期待大だった

で、結論
今回のサンノジは、アラカブ24センチよりおいしかった くやしい
アラカブが意外に水っぽかったというのもあるけど、
このオパールの輝きを見て下さい

サンノジの季節かも

だいたい刺身にして美味しい季節って、
白身の魚ならこういう虹色の輝きを放っているとおもう
ヒブダイもそうだった
オニオコゼもこうだった
脂がのっているということなのかな
今回のアラカブはから揚げにすべきだったですね・・・・残念
ひょっとして産卵後だったか

というわけで、晴れて研究室ではなくて
これは美味しかった にいれときます

補足
サンノジの表皮はものすごい線維でしっかり張りついているので
剥がすのは力仕事である 

サンノジの季節かも

残った線維を取り去るためにもう一枚、こんどは普通の魚のように皮を取る
この線維は固すぎて刺身に残っていると歯が痛くなる

さらに尾びれの付け根の三本線部分にある骨質板というのが恐怖だ

サンノジの季節かも

生きているときはいわずもがな、調理の時も軍手を嵌めてさばかないとえらいめにあう

この画像は、今回の気の毒なサンノジのではないけど
参考までに









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この記事へのコメント
こんばんは、はじめまして

私も、出身は鹿児島なのですが
そのときに、よく内之浦・佐多方面へ
釣行しておりました。

私の考えでは、サンノジは何を食べているかで
臭みが違うような気がしました。
=釣れる場所で、美味しかったりする。

参考になるか分かりませんが、どうでしょう?
Posted by 竜成パパ at 2007年03月05日 23:52
こんにちは ようこそ
それは確かに考えられることですね  
坊津あたりの磯で、サンノジが臭みの抜ける季節というのは臭みの元になる餌が無い時期なのではとおもったりしていました。それが水温との関係で下がれば餌が変わって臭みが抜けるのかな?とか。
実は、こっちの大きな総合ホームセンターで丸ごとの地魚を売るのがブームなのですが、1月末に笠沙でとれたサンノジ(地元でコメジロというらしいです)を売っていました。臭かったら売らないと思うので、笠沙では食べられたんでしょうね。
つまるところ、何を食べたら臭くなるんでしょうね?興味があります。
今度臭いときの食性を調べてみましょうか・・・腑分けしなくちゃ・・・^^;
参考までに、追加で売ってたコメジロの画像をアップします。
Posted by 磯靴をはいた猫 at 2007年03月06日 09:57
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